『アルマゲドン』はおもしろい?
地球に降ってくるテキサス州の大きさの隕石を破壊するため、石油採掘の技術者達が宇宙飛行士の訓練をうけて隕石に穴を掘り、核爆弾で真っ二つにする話。1998年のアメリカ映画。監督はマイケル・ベイ。
エアロスミスの『I DON'T WANT TO MISS A THING』が好きで観てみた映画。もはやこの映画の半分はこの曲がつくっているかもしれません。それくらいいい曲です。
面白かったです。心を震わせるような映画じゃないけど、エンターテイメントとしてはとても面白いと思う。仲間が次々と死んでいき、絶望しながらもミッションを達成しようとする主人公たちに感動もする。
設備の老朽化で燃料は漏れるし、宇宙空間で発火はするし、大事なレバーは簡単に折れるし、故障した機械を叩いて直すし、「そんなことある?」と思えるシーンはたくさんあるのだけれど、「粗くたっていいじゃないか。エンターテイメントだもん」という感じが観ていて気持ちいい。現実とはかけ離れていても、「こういう映画なんだな」と思って観れる。アメコミ映画みたいな感じ。
とはいえ、あとで調べてみるとやっぱり賛否両論。人によっては粗が気になってドラマが入って来ないかもしれません。16週間で急ピッチで仕上げられた映画だそうです。それでも大ヒットしたこの映画、みんな楽しめるんじゃないかなぁ。
「細かいところがきちんとしていなくても、ストーリーとドラマがあればエンターテイメントとして成立する」のではないかと思えた映画でした。ほんとに色んな映画があるなぁ。
おもしろい☆☆☆★★
エンターテイメント☆☆☆☆☆
ドキドキハラハラ☆☆☆☆☆
シーンの緻密さ★★★★★