映画がわからない

ほとんど映画を観たことがありません。僕のような人のために、映画を観て感じたことを書きます。

『レオン』はおもしろい?

ニューヨークに住む殺し屋が、家族を殺された少女と出会う話。主演はジャン・レノナタリー・ポートマン。1994年のフランス映画。監督はリュック・ベッソン

 

間違いなく、今まで観てきた映画の中でベストでした。どこを切り取っても素晴らしいので、感想がでてこない。画面に映るものすべてが世界観をつくっていて、俳優もストーリーもナチュラルで魅力的。これが25年も前の映画だなんて思えない。

 

ガン・アクションはあるものの派手な戦闘シーンなんかはないです。主人公が殺し屋なので、当然人を殺すシーンもありますが、それでもとても落ち着いた映画。

 

冷徹な殺し屋レオンがアパートに帰ってくると、父親から暴力を受けた12歳の少女マチルダが廊下で寂しそうにしています。ハンカチを貸してやるとマチルダは嬉しくて、レオンの好きなミルクを買って来ると言ってお使いに出ます。マチルダが帰ってくると、彼女の家族は殺されており、事件の一部始終を見ていたレオンが彼女を自らの部屋にかくまいます。ここから2人の共同生活が始まるのですが…。とてもよい映画なので好きなシーンもたくさんあるのですが、あらすじはここまでで終わりにします。

 

殺し屋のレオンも孤独、荒れた家庭さえも失ったマチルダも孤独。ですが、2人ともとても優しいです。アクション映画に分類されるのかもしれませんが、人の孤独とあたたかさと愛を描いたヒューマンドラマです。

 

 

おもしろい☆☆☆☆☆

すべての大人に☆☆☆☆☆