『ビッグ・アイズ』はおもしろい?
ポップアート全盛期だった60年代、アメリカでの事実を基にした映画。監督はティム・バートン。2014年公開のアメリカ映画。
ティム・バートンの描く絵が好きなので観てみたけど、あんまり面白くなかった。私はもっとアーティスティックな映画を期待していたので。スケッチブックに黒ペンで描いたような彼の絵は、よくわからないけど魅力的で、とてもかっこいい。
妻の描いた絵画を、旦那が自分が描いたものとして売り込んでいくストーリーは面白かった。シングルマザーとして生きていくことが今よりももっと難しい時代、生きるために自分の分身である絵を他人の作品として売るつらさ。女性として、母として生きることが描かれた映画でした。
モデルとなったマーガレット・キーンさんは、今でも北カリフォルニアで絵を描いておられるとのこと。なんだか嬉しい。
おもしろい☆★★★★