映画がわからない

ほとんど映画を観たことがありません。僕のような人のために、映画を観て感じたことを書きます。

『華麗なるギャッツビー』はおもしろい?

1920年代のアメリカ、謎の大富豪ギャッツビーは毎晩派手なパティーを開いていた。2013年のアメリカ映画。監督はバズ・ラーマン。主演はレオナルド・ディカプリオ

 

原作は1925年にF・スコット・フィッツジェラルドが出版した「The Great Gatsby」。村上春樹も翻訳しているので、知っている人も多いはず。

 

第一次世界大戦後(1919年)〜世界恐慌(1929年)の間のアメリカは " 狂騒の20年代 " や " ジャズ・エイジ " と呼ばれ、新しい技術が発展し、大量生産、大量消費時代に入った景気のいい時代だったようです。もうちょっとわかりやすく言うと、皆んな車に乗り始めてガソリンスタンドや高速道路が整備され、エネルギーは石炭から電気へと移り変わり、ラジオ放送が始まり、ハリウッドは黄金期を迎え、ミッキーマウスが誕生した時代です。

 

一方で、第一次世界大戦を経験した若者達は、今までの社会の価値観に疑問を覚え、どうやって生きていけばよいかわからなくなります。いわゆる、ロスト・ジェネレーションと呼ばれる世代です。彼らはさらに1929年の世界恐慌で打ちのめされます。「華麗なるギャッツビー」はまさにその頃を描いたお話。

 

映像はとても今風で、派手な映画ではありますが、面白い…のか?今の時代に映画になるって事は、我々もまた " ロスト・ジェネレーション " なのか?2回観ようとは思いません。優先して観る映画ではないと思います。

 

どちらかというと、記念碑的な作品にみえました。その時代を知りたい人にはオススメだと思います。活字で読んでもイメージしにくい事が映像化されているので。20年代アメリカはわりと映画や本に出てきたりもしますし、少し興味が湧いてきました。

 

ディカプリオの目が綺麗です。

 

 

おもしろい☆☆★★★