『スモーク』はおもしろい?
1990年の夏、ブルックリンの煙草屋に集まる男達を描いた作品。1995年のアメリカ映画。監督はウェイン・ワン。
原作はポール・オースターの『オーギー・レンのクリスマスストーリー(1992年)』。これは村上春樹と柴田元幸によって翻訳されているので、興味のある方は2人の共著『翻訳夜話』を読んでみるといいかもしれません。私も時間ができたら読みたいと思いました。
日曜の昼下がりに観ると幸せになれるような映画。静かな映画。面白かった。映画を観ているというより、本を読んでいるような感じです。男たちの人生のひと夏を切り取って、彼らの苦悩や幸せにフォーカスしています。
日常を描いているので、アクション、サスペンス、ジェットコースター・ストーリーなんかを求めている人にはオススメ出来ません。彼氏・彼女で観るより、夫婦で観る方が合っているように思います。時間のある時に、ゆったりとした気分で観ることをおすすめします。
洋画を観るとブルックリンがよく出てくるけどなんでなんだろう。どんな人たちが住んでいて、どんな文化なんだろう。と、思いながら観ました。
おもしろい☆☆☆★★